だいたい毎日戸塚でしょ!

やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

フードレボリューション!で新しい生活様式を。(中篇)

前回は、野菜は採れてからの時間が美味しさの勝負。というお話を書きました。

kitahara-totsuka.hatenablog.com

最近では野菜は畑ではなく工場で作られている物もあり、科学の進歩とともに生産方法も多様化し、採れたて感、鮮度を保つための輸送技術も進化しています。加工食品はこの進化で格段の美味しさ長持ちを得られますが、野菜に関してはどうでしょう。私自身も食べ比べていますが、やはりスーパーで売られている野菜よりも直売で購入した野菜の方が美味しい。

戸塚区には近所に直売所が無い場所もあり、近所に直売所があったとしても開いている時間に寄れないケースも考えらえる。そうなるとスーパーやコンビニで野菜を買わざるを得ない。そんな方も多いのが現状なのかなとも考えるとなかなか美味しい野菜を入手できないですよね。

私は、ウチの会社の近くにある戸塚青果市場と仲良くさせてもらっていますが、市場に通いながら色々なものを見聞きしていると、こんなイメージができました。

畑からみなさんの口に入るまでの大まか流れのイメージ

生産者から消費者までの流れ

 

畑から口に入るまでの時間軸と鮮度のイメージ

野菜の輸送の時間軸と鮮度

このイメージは頭の中ではできていても、意外と普段の意識から抜けているかもしれません。イメージをもとに直売所とスーパーを比較してみましょう。

スーパー・コンビニのケース①

  1. 畑で採れる
  2. 農協・市場に行く
  3. スーパーA店に配達
  4. スーパーB店に配達
  5. スーパーC店に配達
  6. スーパーで買う
  7. 食べる

スーパー・コンビニのケース②

  1. 直営農場で採れる
  2. スーパーA店に配達
  3. スーパーB店に配達
  4. スーパーC店に配達
  5. スーパーで買う
  6. 食べる

直売所のケース

  1. 畑で採れる
  2. 直売所に運ばれる
  3. 直売所で買う
  4. 食べる

小規模八百屋のケース

  1. 畑で採れる
  2. 農協・市場に行く
  3. 八百屋に行く
  4. 八百屋で買う
  5. 食べる

上記もあくまでも大雑把な野菜の流れです。ですが、スーパー・コンビニと直売所を大雑把に比べてもあきらかに直売所の方が口に入るまでの時間が短縮されていますね。スーパー・コンビニのA店が最寄りの方ならまだ良いですが、スーパー・コンビニのC店が最寄り、もしくはもっと後で配達される店舗が最寄りだと、鮮度は結構違ってきちゃいますね。スーパー・コンビニも「当店は何番目に配達されるお店です」等とお客さんに伝えるわけもないですし、働いている人も恐らくほとんどが知らないでしょうから。

何度も言いますが、特に野菜は鮮度が高いほど美味しいんです。

では、鮮度の高い野菜を買うにはどうしたら良いのか。

近隣の畑で採れた野菜を直売所、もしくは地域の八百屋で買う。という事になります。

最近ではスーパーも「地物コーナー」を設けたりしていますが、多くのスーパーが地物コーナーの割合は少ないです。スーパーがものすごく頑張らないと地元の生産者さんは野菜をスーパーには入れませんから。

忙しい方にもありがたいインターネット直売

戸塚区内は横浜市内中心部とは違い、まだまだ畑も多く生産者も多いです。戸塚駅東戸塚駅周辺に住んでいる方はあまり見慣れない景色かもしれませんが、戸塚区内には自然や田畑が多く広がってるんです。直売所も農家さんがやっている場所も多めです。でも、農家さんの仕事は「美味しい野菜や米を作ること」で決して「野菜や米を売ること」では無いので、優先順位は田畑での作業になります。直売所の運営や営業時間はどうしても限られてきます。

スーパーやコンビニ量販店以外で野菜を買いたいけど、時間が合わないという方は戸塚区内や戸塚区近隣の生産者さんのネット直売を利用してみてはいかがでしょうか。

私、北原もよく購入している農家さんをご紹介しておきます。

戸塚区ではなくお隣の泉区上飯田なんですが、小間園芸さんです。

komaengei.com

常時オンラインショップに販売中の商品があるとは限りませんが、割とこの辺りではネット販売も頑張っている生産者さんです。

立場駅での直売には私も買いに行きます。時には上飯田までも買いに行きます。そのくらい小間園芸さんのお野菜は美味しいんです。オリジナルの加工食品も美味しいです。

検索エンジンで探しても戸塚区内でインターネットを活用して野菜を販売している生産者さんは限られます。なぜなのかを考えてみると、若い人はスーパーやコンビニ量販店で野菜を購入する方が多いからです。直売所の客層を見ても妙齢の方が多いですし、私自身がイベントで野菜を販売していても購入者は年齢層が高めです。昭和中期辺りまでの生まれの方は野菜をよく知っているし、見て良し悪しも判断できる方も少なくありません。一方で若い人の多くはメディアの言う「キャベツは○○を見ろ」等のキャッチ―な一言だけを信じて購入しているのが特徴的ですね。ネットで野菜を購入する人が少ないし、野菜を見た目で判断する人には、スーパーやコンビニ量販店があっているのかもしれませんね。戸塚区の生産者さんも高齢化が進んでいてネットが苦手というのももちろんあるでしょう。

でも、戸塚区で採れた野菜って美味しいんだよな。デリバリータイム・フードマイレージも少なく済むし。これを何とかしたいなというのが、Caneがフードレボリューションにたどり着いたいきさつです。

フードレボリューション、気になってきましたか?略してフーレボです。

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