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戸塚も内需の限界はすぐそこに来ている

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ジム・ロジャースさんは立派な投資家で日本に長く経済的に貢献してきた方、その方の記事を読みました。

経済学を大学行って学んだわけじゃない。

金融機関で働いていたわけじゃない。

そんな私でも、今の日本の経済と我々の次世代とその次の世代の悲惨な経済状況は予測できます。

少子高齢化によって目立ってしまっている世代

記事の中にもありますが、いわゆる団塊の世代(1947年~1949年生まれ)が今も社会の主役に君臨し続けて、その他にポスト団塊の世代になっているのが団塊ジュニア世代周辺(1971年から1974年生まれ)

この世代はベビーブームとも呼ばれて他の世代よりも人口が多いのもみなさんご存知だと思います。

マスメディアは人口の多い世代に向けて宣伝を行い、規模の経済で成り立っている大手や小売業も同様の戦略を打ちます。人が多ければ薄利多売が成り立つからです。

みなさんの周りでも考えてみてください。

社長や上司に71歳~73歳の方、44歳~47歳がブイブイ言っていませんか(笑)

この世代の方々は常に世の中のセンターでした。テレビなどのマスメディアの常にメインターゲットであり、ビジネス界においても同世代の人数が多いことで多数決で勝ち続けてきた世代。今回取り上げたmagmagの記事にもありますが、団塊の世代が会社のポストをいつまでも手放さず、次の世代は管理職に上がれないが会社には長く居るし長く生きているので下の世代には大きな態度を取る。しかし40代後半は数も多いし声も大きいからそこの世代は避けてさらにその下の世代に大きな顔をする。

日本全体が子育てが十分にできなくなってしまってきている

これによって30代と40代前半は、給料は上がらない。でも子育て世代だとお金はかかる。共働きになる。子供と接する時間が週末しか取れなくなる。週末は当然家族で過ごしたくなる、地域の活動はやっていられない。というような方が多くなってきています。

週5日両親が朝から夜まで働き、子供との会話は最低限。週末は家族で非日常を味わうために出掛ける。このような生活で次の日本や社会を担って行く世代が育ちますか?

インターネットの普及のおかげで、人はみな自分で取りたい情報を取れる時代になりました。もちろん、情報をきちんと見極めて真実なのかを自らで考えてインターネットをやる必要はありますが。そのインターネットを使えば、外国がどのような政策を取っているか、外国では共働きでどのように子育てをしているのかというような情報が得られるはずです。

テレビやマスメディアでは残念ながらアメリカ中心です。日本は戦後アメリカの一部かのように「アメリ化」してきました。アメリカは「ザ・規模の経済」国家だから、自国の国民に人口が増え続けている日本の人口を足した数が経済の分母となればそれは儲かる会社が増えますからね。

考えて欲しいグローバル化の意義

いま、グローバルという言葉がしょっちゅう聞こえてきますが。

「これから日本は消費人口が減るから、ビジネスの相手を世界に広げて分母が減らないようにしよう」という部分のグローバル化と、「世界には国内が困った時にこんな風に改革をして国が潤った」という部分のグローバル化があると思います。

みなさんがどちらのグローバル化を選ぶかは自由ですが、日本やご自身のお子さん、お孫さんを想うのであればもっともっと大きく考え方を変えなければならないと思います。

今回取り上げた記事の中で気になった言葉は

増税には大反対です。私が日本の政治家だったら、お金を刷るのをやめて債務を減らす努力をし、減税して大幅に支出を減らし、関税も減らす。そして移民を受け入れる。まぁこのようなことを言っていたら、日本の選挙で絶対に当選はしないでしょうけどね。

 

過去50年間、日本人は勤勉に働いて繁栄を築き、世界第2位の経済大国の地位に上り詰めた。が、今後50年間、同じような成功を享受できるとは思えません。特に少子化は大問題です。有効な手も打たず、移民も受け入れなければ、人口が減って国民の生活水準は下がる。そして負債だけが膨らんで、若者がそれを払い続けなくてはいけないのです。

 

内向きと言われている日本の若者も、外へ出て、誰も知り合いがいなくて言葉も通じない国へ行ってみるべきです。冒険しないと、つまらない人生になってしまいますよ。

 

 

 

戸塚も内需の限界はすぐそこに来ている