だいたい毎日戸塚でしょ!

やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

戸塚の不動産事情は今後どうなる?買い時?売り時?

戸塚駅の周辺にまた新たなマンションができてきていますね。

電車のアクセスはとても良い戸塚、都内に出るにも東海道線湘南新宿ラインは便利です。都内で働く人にとって、都内に住むよりは格段に安くマイホームを持てるということで近年人気の戸塚。戸塚駅東戸塚駅は朝のラッシュ時には入場規制がかかるほど混雑することも。

不動産情報に特化したメディア以外では、「戸塚の10年後、20年後の不動産市場がどうなる」なんて記事はもちろん存在しないでしょう。所詮戸塚ですから(笑)

ただ、我々戸塚で生きている人にとっては死活問題です。

今後の戸塚の人口減少問題、超高齢化問題、それに伴い不動産の価値がどうなるのか。

その答えを見出すのに今回この記事を参考にしてみました。

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都内であっても、現状の不動産価値のジャッジが投資家からは難しいと判断されていていつ大暴落が起きても不思議ではないみたいですね。

2020年には東京でオリンピックが開催され、神奈川では江ノ島でも開催種目があるとか。オリンピックは選手、選手の取り巻き、観戦者、メディア等、多くの外国人が一気に日本にやってくるビックイベントなのは間違いありません。それに伴い、ハード面の整備で建設業界は一時的な売上アップが起こるでしょうし、現状ですら不足している建設現場で働く人も仕事を選ばなければ良い条件で働くことができるでしょう。

都内へのアクセスが良い戸塚の建設現場で働く人にも当然恩恵はあります。建設関係に限らずどの業界にも当然オリンピック特需はあるでしょう。

その人たちが、戸塚で家や土地を買ってくれれば戸塚の不動産はオリンピックくらいまではやはり好調を持続するとの見方が妥当なのか。

気になるのは今回取り上げた記事の中にもありますが、「供給過多」という言葉。

全国では今、空き家問題というのが露呈していて行政も空き家対策の様々な施策を打ち立ててている状況があります。戸塚でも既に空き家の話は数多く聞かれています。

単純に考えると住宅が欲しい人は、その空き家を買うもしくは空き家を壊した土地を買ってそこに住めば「供給過多」という言葉には繋がらないんじゃないか。土地の面積なんてどれだけ埋め立て技術が進んだといったって日本の国土が何倍にもなるわけじゃないのだから、空き家になった土地に新たに誰かが住めば供給過多は起こらない。

じゃあ、なぜ供給過多は起きているのか。

ここで、マンションと分譲という言葉が出てきます。

一般的な戸建てが50軒建つ土地を買ったとします。それをそのまま50戸建てて販売していれば供給過多にはなりませんが、その50軒分の土地に300戸入れるマンションを建てます。こうすることで250戸も余計に供給してしまう。これがマンションが引き起こしている供給過多です。

次に分譲戸建て。

60坪で建っていた戸建てを購入したとします。この60坪の土地を買った人がそのままその家をリフォームして住むか、更地にして新築を建てて住めば供給過多は起こりません。しかし、不動産業者が30坪の家を2軒建てて販売します。こうすることで元々は1軒だった家が2軒になります。これがいくつもの場所で起こると当然供給過多になってしまいます。

もちろん、マンションデベロッパーも不動産業者もビジネスです。

購入した土地の金額よりも高い金額で販売できなければ利益は出ません。だから、知恵を使って少ない土地でもたくさんの戸数が入れるマンションを作ったり、ひとつの土地を2つに分けて販売する方法もビジネスの手段です。

それから、地元で働く人が減っている戸塚のような街は勤めに行くことを考えると駅へのアクセスが良い場所に誰でも住みたくなるのは必然です。駅周辺にはマンションを建てれば売れる。1軒を2軒に分譲する方法を取れば利益が多く出せる。と考えるのも常套手段です。

その結果横浜市内でも面積が広い戸塚区では、駅から近いエリアは家の売買もまだ盛んですが、駅から離れたエリアでは空き家が増えて行くという現象が起きます。

これは、戸塚の街にとって良い事なのか悪い事なのか。今自分が持っている不動産が売り時なのか。これから戸塚で不動産を買うとしたらどのエリアが狙い目なのか、いつが買い時なのか。判断する目と知識は必要になりますね。

ひとつだけ言えることは。

マンションデベロッパーや不動産事業者がマンションや分譲住宅を販売する際に「まちづくり」という言葉を用いているといつも疑問に感じてしまいます。供給過多を作っている人たちなのに。。。

 

戸塚の不動産事情は今後どうなる?買い時?売り時?