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やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

貧困と呼ぶべきなのか「不要」と考えているだけなのか

毎回目の付け所と、本当なのそれは?と思うほど過激な気が多くてたまにじっくり読んでしまうSPAでまた面白い記事を発見。

nikkan-spa.jp

記事を書いているのは2ちゃんねるの元管理人のひろゆきさん。

「無知なオッサンたちがうざい」って。

この人とかホリエモンとか、言葉使いが変わっていればもっと尊敬されるリーダーになれるんじゃないだろうかといつも思うほど。言葉使いがヒドイ(笑)でもきっとそれが本音に聞こえてネットを見る人にはより共感を生んでいるのかもしれない。

私は現在41歳、この記事で言うオッサンに当てはまってるんだろうかというのをまず考えてしまったのは置いといて。

安倍政権になって景気回復が何度も何度もささやかれ、共感する人もいればまやかしだと言う人もいる今。日本の未来をしょって立つ1990年代生まれ、ミレニアル世代は「お金」に対してどのような価値観を持っているのかがテーマになっているんだと思う。

確かに、この記事で言うオッサン世代はとにかくたくさん稼いでお金にゆとりがあれば幸せな暮らしを送れる、幸せな人生が待っていると思っている人が多い。その結果世界一の少子高齢化国家を作り上げたことには目も向けずに。きっと、少子高齢化もお金で解決できるんだと考えていたのかもしれない、年金が破たんしそうなのに。国家予算の高齢者福祉や医療への割合がハンパ無くなっているのに。

まちづくりに携わっているとよく思うんだが、若い時にがむしゃらに働いてリタイヤした頃から地域や社会に貢献するという構図が現状の日本を作ったとも言える。

高齢者やリタイヤした方を否定しているのではなく、未来を考えた時にもっと若いうちから社会や地域、できれば経済や政治にも関心を持って過ごすべきで若い政治家が増えたり若い実業家が増えてその人たちに憧れて明るい未来が待っている日本に変えないと本当にやばいと思う。

若い人はたくさんお金を稼ぐことよりも休日を増やして地域や社会活動に積極的に参加している人も多く見られる。サラリーマンとしての時間で固定給を得て、休日はボランティアで被災地の支援活動にいそしんだり。地方でイベントを仕掛けたり。こういう人たちが家族を持った時に守りに入らずに、さらに自分と家族が暮らす街や地域に何か新たなイノベーションを起こしてくれる可能性に掛けてみたい。

だから今のオッサン達は「お金至上主義世代の最後の世代」として、後輩たちを温かく見守ってあげて欲しい。目線が同じになった時にはじめて腹を割って話せるはずなのに、まずはオッサン(年長者)としてのパワーで若い人に話しかけても若い人の本音は聞けないし、若い人の明るい未来も一緒に見ることができない。

日本はこれからどんどん50歳になったら「長老化計画」すべき。

 

50歳長老化計画3か条

  • 長老は聞かれたことに先人として答えるだけ。
  • 長老は手の届く範囲にいる人にしかブツブツ言わない。
  • 長老は「若い人のやりたいようにやるべきじゃよわしらは時期に居なくなるんじゃから」と常に考える。

 

貧困と呼ぶべきなのか「不要」と考えているだけなのか