いよいよ初戦。サッカー日本代表は勝ち点をゲットできるか？！
ワールドカップロシア大会にアジア代表として出場している我らが日本代表。
同じくアジアから出場しているサウジアラビア、イラン、オーストラリア、韓国は初戦を終え勝ち点をゲットしたのはイランのみ。
FIFAランキングでアジア最上位のイラン。この結果はFIFAランキング通りともいえるでしょうかね。しかし、サウジアラビアがロシアにボコボコにされた以外はオーストラリアも韓国もものすごく良い試合をしていました。
オーストラリアはフランス相手にあわや引き分けか！と期待させてくれた1-2の敗戦。
韓国はスウェーデン相手に先制されながらも必死に同点ゴールを狙って攻め続けていました。結果は0-1。
両国ともに映像判定（VAR）が勝敗を分けた結果でしたね。
今回のアジア予選では韓国とは対戦する機会が無かった日本代表ですが、オーストラリアとは最終予選で同じグループになり対戦して1勝1分けでした。日本が負けなかったオーストラリアがフランス相手にあれだけの試合をしたのですから、日本代表も今夜のコロンビア相手に十分戦えるチームだとも言えます。
やはり、注目は先制点
今夜の日本対コロンビアの一戦でカギになるのは、やはり先制点の行方です。近年の日本代表は試合序盤に失点するケースが多いのがすごく気になります。特に吉田、槙野がセンターバックで先発をすると失点が多いです。
日本代表が先制するのはほとんど無理ですが、サッカーは何が起こるかわかりません。奇跡の日本代表先制点となると勝ち点ゲットの期待は高まりますね。
可能性として大きいのは、もちろんコロンビアが先制すること。
この先制点を取られた時間によっても試合の流れは大きく変わってきます。
コロンビアの先制点が試合序盤だった場合
コロンビアは早い時間に先制することができたら、追加点を狙いに余裕を持ちながら試合を進めてくるでしょう。ここで日本代表として大事なのは追いつこうと焦るあまり攻撃が単調にならないことと、まだ時間があるからと積極的にゴールに向かわない姿勢を取らないこと。日本代表はペナルティーエリア付近まで行く技術はそこそこ着いてきていますが、ゴール前でシュートまで持って行く実力は低いです。ですから、早い時間に失点してまだ時間がたくさんあったとしても積極的にゴールに向かって攻めること。今大会の他の試合を観ていても、どんな強豪国相手でもゴールに向かって攻めた結果ラッキーは起こる、ミスも起きる。
コロンビアの先制点が試合中盤以降だった場合
恐らく、コロンビアは守り重視で1-0で勝とうとするでしょう。この時の日本は世界でも最弱クラスの実力です。今の代表にはパスのうまい選手が居ないこと、乾、香川以外はドリブルも期待できないこと。これが大きな原因ですが、いまさら嘆いても急激に世界クラスに成長はできません。この事態になった時には、早めに背の高い選手をトップに入れて、どんどん早い時間からゴール前のクロスを上げて点を狙いに行くべきです。引いて守っている相手にめっぽう弱い自分たちのスキルを認めて、早めから高さで勝負するんです。これを早い時間から繰り返すことで相手は後半の後半にスタミナ切れが起きて来てミスが起きたり、チャンスも増える。ここで何とか同点に追いつく。
コロンビアの先制点が終盤だった場合
最も勝ち点をゲットできる可能性がゼロに近いケースです。日本が体を張って、走り回って終盤に先制されてしまった時、選手の集中力は一気に切れます。ここから頑張って同点に追いつこうとしても、今の日本代表のサッカーをやる上での頭の良さ、技術力、決定力では宝くじに当たるよりも得点を生むのは難しいですね。もちろん、可能性はゼロではありません。奇跡の奇跡の奇跡は起こるかもしれませんけどね（笑）
勝ち点を取れれば予選3試合を楽しみにできる
お話しした通り、日本が先制する可能性は低く0-0で終われば100点と言ってもいい今日のコロンビア戦。
日本代表は先制された時間によって結果も変わってくる確率が変わります。しかもFWに岡崎が居ないと泥臭いプレイも生まれません。劣勢になった時のキーマンは調子が悪かろうと泥臭く走り回れる岡崎が必要です。あとは、日本代表の中では一番モッてる男本田です。本田も世界的に見れば決して特出した部分はありませんが、日本代表の中で言えば一番モッてます。逆に香川や宇佐美はモッてません、劣勢なのにこの2人がピッチ上に居ると今夜の試合での勝ち点ゲットは難しいでしょう。
最後に、ハリルホジッチ監督の時よりもチームの雰囲気は良く見えます。西野監督は自分のサッカースタイルを選手にやらせるのではなく、勝つための最善策を選べる監督だと信じています。先発メンバーから注目しておく必要があるでしょう。
お願いだからグループリーグ3試合目まで楽しませてくれ！日本代表。
