だいたい毎日戸塚でしょ!

やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

戸塚区出身の平田監督率いる横浜高校が3年連続甲子園出場!

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ドラフト注目の万波選手がいる横浜高校が、南北に分かれた今年の神奈川県予選の南側を制して甲子園出場を決めました。

横浜高校としてはこれで夏の甲子園3年連続出場です。

采配がダメとか叩かれ続けた平田監督

横浜高校と言えば渡辺監督と小倉部長が全国屈指の強豪校を作り上げたと言われています。「横浜高校イコール渡辺監督」というイメージが残る中2015年の秋から監督に就任した平田監督。

平田監督は横浜高校のOBであり、高校3年の夏には主将として甲子園ベスト4まで進んでいます。

名将、名監督と呼ばれた人間の直後の監督ということで、ものすごいプレッシャーの中横浜高校野球部を率いてきた平田監督。

平田監督が率いた途端にネットでは「平田采配ダメ」「平田 無能」などと書かれていながらも2016年の夏の大会から横浜高校はきちんと3年連続夏の甲子園に出場しています。ホントにネットと言うのは昨今では人を傷つける武器になっていますね。

 

 

 

 

平田監督は戸塚出身

きちんと調べたわけではないんですが、平田監督は戸塚中学の出身だという話を聞いたことがあります。きっと野球はシニア出身でしょうが、戸塚出身の監督ということで平田監督が横浜高校を率いるようになってからなぜか応援してしまっているんですよね。(私の母校は横浜隼人です)

今年は豪雨災害、記録的猛暑で選手たちも色々な想いや肉体面の疲労がある中熱戦を繰り広げる全国の予選。各地域を勝ち上がった高校はそれだけで名誉なことです。地元の高校ということで熱く応援したい気持ちはわかりますが、ネット上での個人を特定した誹謗中傷は無いことを願います。

 

 

 

 

ネットが無い時代でも叩かれたケースもある

私は幼いころから野球と言えばジャイアンツでした。

私が幼いころにはミスタージャイアンツ長嶋茂雄さんが引退し、巨人の監督をやっていました。ちょうど長嶋監督が監督を辞めて藤田元司監督になったころから巨人の試合をテレビで観るようになりました。

長嶋監督が監督を辞めた後にドラフトで入団してきたのが原辰徳さん、当時の原辰徳さんは大卒でしたが今の日本ハムの清宮以上の注目度で、長嶋、王の次の時代の巨人を担う選手として期待されていました。藤田元司監督も実力、人気も踏まえて1982年には巨人の第48代の4番として起用します。

原辰徳さんはポジションもサードということもあり、この頃私の父親世代は原辰徳さんを長嶋の次世代として期待と希望の眼差しで観戦し続けます。しかし、原辰徳さんは成績がそんなに悪くはないのに父親たちは「原はダメだ、長嶋とは比べものにならない」と言い批判し続けたのです。当時のスポーツ新聞でも長嶋さんと比較され続けた原辰徳さん。

球団もそれこそポスト長嶋としての期待でいましたが、私の父親世代の原辰徳批判により巨人ファンも減り徐々に原辰徳さんへの期待も薄くなって行った気がします。ただ、原辰徳さんが現役の時代はバブル時代。様々な娯楽も増え、テレビで野球を毎日観る人が減った来た時代でもあり一概に原辰徳さんが長嶋さんと比較してダメだったから、巨人への注目度が下がったわけではありませんでした。

原辰徳さんも常に「長嶋と比べて・・・」と言われ続けるプレッシャーと闘ってきたことでしょう。相手はミスタージャイアンツ、ミスターベースボールとも呼ばれる人です。このプレッシャーを受けながらも15年間現役を続けてきたことは素晴らしい選手だった証です。

現役を引退する3年前、くしくも球団は再度人気を奪取すべく長嶋さんが巨人の監督に再びなりました。その頃から原辰徳さんの出番も徐々に減って行きます。そして引退へ。

名監督や名選手の次の世代を経験した者にしかわからない世界があると思います。今回の横浜高校の平田監督、長嶋さん引退後の原辰徳さん、毎日批判を浴びながらも成果を出し続ける人たちに何の罪が、何のダメな部分があるんでしょうか。

ファンとして、時には厳しい言葉を応援するチームに贈るのも愛情かもしれません。しかしそれ以上に個人が苦しむような発言や愛の無い罵倒は避けたいですね。

 

 

 

戸塚区出身の平田監督率いる横浜高校が3年連続甲子園出場!