ほのぼのフェスタ2020　Presented by　戸塚宿ほのぼの商和会

現代にミスマッチなのに将来的には必要なのが商店会（商店街）

個人的にはずーーーっと言い続けてるけど。

消費者や市民にとって「商店会（商店街）」ってどうでも良い集団なんですよね。

例えば戸塚駅周辺で、あのお店はA商店会、このお店はB商店会だとかは買い物する側、利用する側にはどうでもいいことなんです。

一昔前まではここまでどうでもよくは無かったんですが、最近では本当にどうでも良いんです。

でもね、みなさん。

そんなどうでもいい商店会が地域の役に立ってる部分も多少なりともあるし、どうでもいい商店会という「くくり」の中で、仕事も家庭もある中で、地域の役に立てれば、商店や事業者の役に立てればって、一生懸命頑張ってる人たちもいるんですよ。

今年はテレビや新聞でも新型コロナウィルスの影響で小売業やサービス業が大打撃を受けたという報道はされていますが、ナショナルチェーン店、大手小売業以上に切実に打撃を受けているのは商店会の会員に多い小規模事業者だったりするんですよね。

そんなに打撃を受けてるなら辞めるしかないじゃん。という人もいます。

でもどうですか？先代からやっていて、代替わりしてやっているお店とか。人生を掛けてお金をためてチャレンジしたお店とか。「はい、無理っぽいから辞めます」ってなかなかできないんですよ。

「なんとか活路を見出せないか」

「なんとか、回復する術は無いか」

こんな部分に可能性を模索するんですよみんな。もちろん、ウチも超超超零細企業ですから同じです。

そこで、本来であれば役に立たなければならないのが商店会だったりするんです。

ウチみたいな事業者でも「おいでよ」と言ってくれたから

ウチは戸塚駅周辺に構えている事業者では無いけど、快く入会させてくれた「戸塚宿ほのぼの商和会（以下ほのぼの商和会）」が、やはりコロナ禍でリアルイベントがやりづらい部分もあるということで「オンラインイベント」を開催するという事にしたんです。

今年度は、私北原も何の間違いかほのぼの商和会の理事になんかなっちゃったから、北原が理事である証としてこのブログで商店会初のオンラインイベントを少し掘り下げます。

そもそも、戸塚宿ほのぼの商和会になぜウチが入会したかという話は、全てを書くとものすごーく長くなるからかいつまんで書きますと。

「多様性と少し先の未来」

このキーワードに尽きるんです。

現代社会において、たくさんの人が同じ方向を向いて同じ動きをして同じ結果を得るということは非常に難しいですよね。趣味や嗜好はどんどん多種多様になり、仕事や時間軸も多種多様です。そんな中商店会というのは冒頭にも書きましたが「エリア」「会員・非会員（組合員・非組合員）」という狭くて小さい「くくり」で色々とやらないとならないという矛盾があるんです。

でも、ほのぼの商和会は少し違いました。

エリアなんて決めなくて良いんじゃない？っていうくらいに色々な場所のお店が会員になっているし、どんな業種でも事業者でも共感してくれるなら良いんじゃない？というくらい様々な業種が会員になってるし。生まれたばかりの赤ちゃんから、死ぬ直前の人まで地域の全世代の事を考えている商店会という部分が感じられたんです。もちろんバリアフリー等も含まれてます。

「これは戸塚区の近い将来に良い商店会だな」と思って会員になることを申し出て、ありがたく入会させてもらったのです。