コピペができないから戸塚の地域の活性化も面白い
インターネットにあるのは情報。
便利ですね、インターネット。
何かの使い方に困ったらネット検索、欲しいものがあったらネット検索、知りたい情報があったらネット検索。
だけど、ネット検索では解決できない事も実は多い。
特に地域での取組や施策を考える時は、ネットには様々な地域での事例がでてきますがそれをそのままコピペするというわけにはいかないのが地域の事。風土の違い、文化の違い、人間関係の違いなどが地域ごとに異なっているためネット上で見つけた面白い取り組みや良い取り組みをマネしようとしてもコピー&ペーストでは上手く行かない。
昨年から戸塚のまちづくりの活動をする為のNPO法人「りそーるとつか」を立ち上げて活動しているが、NPO法人の経営自体が初めてなのもあり運営(特に経営)にはとても苦労しているのが実情。
戸塚は良くも悪くも歴史がある。その歴史を大切にし守ること、その反対に歴史を大切にし過ぎたからこその現状なのではないかと新たな側面を訴求すること、両面から考えて色々な計画を立てているが何せ時間が掛かりすぎる。
こんな記事のタイトルが気になっちゃうくらい。
記事の最後に共感できる言葉がある。
「そもそも、地方創生という言葉が好きではないんですよ。事例紹介にも興味がない。そんな簡単に成功しないからです。自分たちで努力し失敗も重ね、それでも何かをつくった地域はそれが一つの地域モデルになる。ただ、挑戦をするうえでは、企業との連携など『新しい選択肢』が重要になる。それをつくるのが地域外にいる僕の仕事です」
全くその通り、ネットではヒントを得ることは確かにある。今回の記事もそう。でも、立派な肩書がある人がやっても「そんな簡単に成功しない」と言う。そして、挑戦し続けることが大切だとも書かれている。
お隣の泉区や栄区では人口の減少が始まっているが、戸塚はまだ微増。駅前にもマンションが2つくらい建設中で戸塚の人口減少はまだちょっとだけ先だろう。
27万人が暮らす戸塚区で、地域のこと、まちづくりのこと、を真剣に考えるには今しかない。人口が減る前に、減り始めたらどうすべきなのか、人口減少とは地域にとってどういうリスクがあるのか。先人たちも体験した事の無い人口減少は、先人たちの経験と意見では解決できない。
10年、20年、30年、自分たちの子供が大人になった時、自分たちの孫ができた時に戸塚がどうなっていて欲しいのか、きちんと考えるべきである。
街や地域は行政が作る時代は既に終わっている。これからは市民が、地域の事業者が、街のこと、地域のことイコール自分たちのことだと思って考えなければならない。
そのために我々は、まちづくりの活動を活性化させるためのプラットフォームとしてNPO法人を立ち上げて挑戦を始めている。我々のNPO法人は戸塚の今や将来を真剣に考えている人には常に門扉を開いて参加を待っている。
少しでも「地域のこと心配だな」と感じたら、NPO法人「りそーるとつか」の月に1度開催している「戸塚の事を真剣に考える会」通称ジョイントに参加してみて欲しい。
以下のメールアドレスに「ジョイント参加希望」と書いてメールをくれるだけで良い。info@resole.org
「りそーるとつか」の「りそーる」は「りそーのまちをつくる」の略
今日も我々は理事会を開き、今後の活動の計画を話し合ったが、まちづくりの活動を考えるのって結構楽しくてワクワクする感覚が味わえる。この感覚をより多くの人で味わいたいとも考えている。
ぜひ、ご連絡を。