だいたい毎日戸塚でしょ!

やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

働き方改革と「休まない日本人」の関係性

我が社Caneは新しい働き方を常に追求しています。

新たなモデル(働き方)を作るというのはイノベーションもしくはレボリューションかもしれません。当然残念な部分もあります。それはあえてここでは書きませんが。

最近の若い世代、特にZ世代(1990年代後半~2000年代生まれ)は高い給与よりも休みが多い仕事に就きたいという調査結果もあります。

 

 

 

日本人の休みの長さには専門家も正反対の意見!?

今日は、日本人の休日に関して対照的な記事を見つけたので取り上げてみます。

タイトルだけをまず書くと。

  • 日本の短い「長期休暇」はキケン。なぜ海外は1ヶ月近く休むのか
  • 「日本人、そんなに休んで大丈夫?」 大学教授が危惧する訳

どうですか?

片一方では日本は休みが短すぎる、もう一方では日本人は休み過ぎじゃない?というようなタイトルになっています。これって相反していますよね?

あなたはどちらの記事が気になりましたか?

記事はこちらです。

www.mag2.com

www.news-postseven.com

実はこの2つの記事、よく読むとわかりますが伝えたい事が異なります。

日本の短い「長期休暇」はキケン。なぜ海外は1ヶ月近く休むのか

こちらの記事では、今年の大手企業の平均夏休みが5日間となっている中、人間は1週間休んで疲れのセンサーを回復させて、次の1週間で疲労を取るような休み方が理想的と説いています。


「日本人、そんなに休んで大丈夫?」 大学教授が危惧する訳

こちらの記事では、働き改革という言葉を理由に休みを増やすことで生産性が軽減し、日本全体の総生産量や経済に影響が出てしまう。日本の多くの企業は従業員が長く休める仕組みがまだできていないとこがほとんどだから。と説いています。

タイトルだけを見た時には違和感がありましたが、中身をよく読むとどちらの記事も正論だと感じました。

 

 

 

親子で接する時間も、会社の生産性も減らないやり方

多くの子供、特に小学校低学年の子供を持つ方ならわかると思いますが、小学生なら1か月以上夏休みがあり親は5日から1週間程度の夏休み。これではせっかくの子供の夏休みを満喫させられていませんよね?特に共働きの親だと。だったら会社で夏休みを2週間くらいとらせてくれれば、子供の夏休みを満喫させてあげられるのにって考えませんか?

みんなが同じ時期に休むから、みんなが同じタイミングで移動して渋滞、激混み、料金もここぞとばかりに高くなっている。これが会社員が2週間休めるようになると分散されるし、観光地も長く稼げるからバカ高くしなくても済む。これは良いサイクルです。

私はいつ廃業するかわからないくらいの細々経営零細企業の経営者です。私の立場から言うと1人の従業員が1か月近く休みを取ってしまうと、会社の生産性は間違いなく落ちます。それは売上減にも繋がり従業員への満足な報酬、会社への投資が今よりもさらに不十分になります。例えば同じ仕事ができる人が2人以上ずついる会社ならどうでしょう。休みをずらして2週間ずつ取っても最低限の生産性低下で済みます。これは会社の規模や行っている業種によって違いますが、どの会社も夏休みを2週間以上従業員が取っても生産性が下がらない方向に向かえば真の働き方改革が成立するんじゃないですかね?

まずは自分の会社の働き方を長い目で見て、しっかりと考えてみたいと思います。

 

 

 

 

働き方改革と「休まない日本人」の関係性