戸塚のなでしこ、ニッパツ横浜FCシーガルズが神奈川ダービーで完勝!
昨日の大和シルフィード戦は観に行って良かったと思える試合でしたね。
開始直後の先制点
試合開始直後の前半2分、歓喜の瞬間が訪れました。
試合開始直後というのは観戦してる側もまだ試合に入り込めてない状況、その中で11番平川選手が左足を一閃。ボールはゴール左上に突き刺さり先制!
先発メンバーに変更が
先制点が決まった直後、今日はツートップのメンバーがいつもと違うことに気付きました。今季ホームゲームの観戦は3試合目ですが、今までの試合のツートップと言えば9番髙橋選手、6番橘選手だったのが、今節は6番橘選手と11番平川選手のツートップ。髙橋選手の代わりに入った平川選手が先制ゴールを決める辺りが神野監督の采配がズバリ!って感じでしたね。平川選手も落ち着いて狙って決めたシュートは見事でした。
試合はここから膠着状態に
開始早々に先制点を決めたシーガルズ。観てるサポーターも今日は良いゲームが観られるに違いないという期待が高まります。
しかしこの後のシーガルズの攻撃はちぐはぐで大和シルフィードのゴールマウスを脅かすことがなかなかできません。結局1-0のまま前半は終了。
後半開始時も大和シルフィードにメンバー交代があったものの、シーガルズにメンバー変更は無し。相変わらずちぐはぐな攻撃を続けるシーガルズ、大和シルフィードにゴール前で危ないシーンを作られることも無いけどなかなか追加点を挙げられないシーガルズ。1-0というゲームは観ているサポーターにとってはハラハラします。
1-0で終わるかと思っていた終盤に
攻撃がちぐはぐなシーガルズ、正直言って点が取れそうな気配はありませんでした。ボール支配率で圧倒的に勝ってるわけではないけど、相手ゴールを脅かすシーンも少ないまま試合は終盤へ。
ここでシーガルズはコーナーキックを獲得し、キッカーは良いボールを安定的に供給できる7番山本選手。山本選手はいつものように自分のタイミングで助走に入って行きます。シーガルズのコーナーキックはいつもペナルティーエリアのゴールから一番遠い場所で人数が固まっています。
キッカーの山本選手が高めのボールでゴール前にボールを送り込むと。
ゴール前にどフリーで走り込んだのは17番坂本選手。
高い打点で完全にフリーな状態でヘディングシュート。
ボールはゴールの右隅に。まるでヘディングシュートのお手本のように素晴らしいヘディングシュートが大和シルフィードのゴールマウスに突き刺さります!
ゴーーーーーーーーーール!
観戦に行った人にしかわからない超絶フリーキックも
試合終了直前の後半41分に坂本選手のゴールで突き放したシーガルズ、ここで神野監督は動きます。試合開始からオフェンシブに相手にプレッシャーをかけ続けていた6番橘選手に変えて13番上津原選手を投入。
選手交代し盤石に逃げ切るのかと思いきや、我らがシーガルズはまだ攻撃の手を緩めません。相変わらずアグレッシブに大和シルフィードのゴールめがけて攻めていきます。するとゴール前ペナルティーエリアまであと少しの絶好の位置でのフリーキックを獲得。
あまりにも絶好の位置でのフリーキックに思わず「ここで素晴らしいフリーハウスのゴールが観たいなー」とつぶやいていると。
キッカーは7番山本選手かと思いきや、22番の長嶋選手でした。長嶋選手は壁に入っている味方選手に位置取りの指示を出し、助走から右足を振り抜くと。
ボールは壁に入っている味方選手の頭の上を通り大和シルフィードのゴール左隅に吸い込まれます!
ゴーーーーーーーーーール!
この瞬間は興奮しました、決して近い距離ではなく男子ならともかく女子であの距離であんなに素晴らしいフリーキックがきまるなんてなでしこジャパンに入ってもおかしくないんじゃないか?なんて妄想もしちゃうほど素晴らしいフリーキックでした。
まだまだシーガルズサポーターとして経験が浅いのもあり、キッカーは山本選手だと思っていた分長嶋選手のフリーキックの精度に驚いた部分もありました。やっぱりシーガルズの練習も観に行ってもっと選手の特徴を覚えたいなと思うほど。
長嶋選手のゴールで大和シルフィードはもう瀕死の状態に。
試合はこのまま終了し3-0で見事な勝利を挙げたシーガルズ。
おめでとう!
今期のシーガルズの試合は全試合ネット動画生配信
今期からなでしこリーグ2部も動画配信が開始されているのでシーガルズの大和シルフィード戦の全ゴールは以下のサイトで観れます。
坂本選手のヘディングシュートはヘディングシュートの手本になるようなゴールでした。長嶋選手のフリーキックゴールは今期のなでしこリーグの中でもベストゴール候補でしょうね。
是非ご覧ください。
現在のなでしこリーグ2部でのシーガルズの順位