だいたい毎日戸塚でしょ!

やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

近年の戸塚(横浜)の気温の上昇がハンパ無い!

やっと体も熱さに慣れてきた感じでしょうか。

30度くらいでは「あちーぃ」って言わなくなってきてませんか?

 

 

 

それにしても今年は熱いですよね、梅雨明けは観測史上最速、その後気温は30度を超える日が続いて7月から真夏感がたっぷり。みんなが声を揃えていうのが「今年が特別なんじゃなくて今後はこれが当たり前になっていく」

地球温暖化ってやつですね。

みなさんが子供のころを思い出してみてください。子供の頃の夏ってこんなに暑かったですか?

年上の方に「気合が足りないから暑さに勝てないんだ、俺たちが若いころはもっと動けたもんだ」って言われていませんか?

最近では部活動でも真夏の長時間の練習を自粛したり、真夏の名物全国高校野球甲子園大会でも100回目の開催にして初めて、選手の給水タイムが設けられたりと暑さ対策が方々でささやかれています。

これは、果たして最近の若い人が気合いが足りないからなのでしょうか。それとも以前に比べて気温が上昇しているのでしょうか。

ということで、またもやインターネットを駆使して過去30年の7月の横浜の気温を比べてみました。

 

 

 

 

恐るべき1988年7月の涼しさ

早速天気と気温の1988年7月と2018年7月の比較を見てみましょう。

戸塚区(横浜市)の30年前との気温比較

ササッと目を通しただけでもびっくりするほど30年前とは気温が違うんです。1988年7月の1か月での最高気温を記録した日は1988年7月9日で最高気温31.4度です。一方で今年の7月は30度を超えない日の方が少ない。1988年7月は最高気温が20度に達しない日もありました。

いま40代後半から50代前半の方が「俺たちが学生の頃は」と言い出したら、この記事を見せましょう。

いま60代近辺の方が「俺たちが若いころは」と言い出した時も、この記事を見せましょう(笑)

10年ごとに7月の気温を今年と比較してみると

最近はあまり聞きませんが「冷夏」という言葉がありますね。1988年はもしかしたら冷夏だったのかな?と疑問に思い冷夏だった年がいつだったか調べてみました。

www.weblio.jp

上記サイトによると1980年以降で冷夏だったのは、1980年・1981年・1982年・1983年・1986年・1988年・1989年・1991年・1993年・2003年・2009年とありました。やはり30年前の1988年は冷夏だったようです。だったら1988年から10年ごとの気温を比較してみようと早速比較してみました。

戸塚区(横浜)の1988年から10年ごとの気温比較

1998年と2008年は冷夏と言われていない夏です。1998年、今から20年前は7月の最高気温の平均は30度を超えていません。真夏日も12日。一方で今年は平均気温が32度を超えてその差は3.9度あります。真夏日の数も倍の24日になっています。今年の7月が特別暑い7月なのではなく、今後も似たような7月になるのであれば注目すべきは熱帯夜の数だと思います。10年前の2008年は熱帯夜が10日間、今年は倍以上の21日になっています。これは昼間の気温の高さもあると思いますが、気温が下がらないほど空気が温まった時間が長く続くようになってきているということ。

多くの人が寝る時間の暑さ、寝苦しさを嫌って夜はエアコンを付けると室外機からの温風がさらに外の気温を下げられない状態にしているのかもしれません。

今や1部屋に1台エアコンが設置されている家も少なくないですし、戸建てのような低い位置に室外機があるだけでなく、タワーマンションなどは高層階に室外機があると地面から地上100mくらいが室外機で温まっている状態ですねきっと。

2018年の過去30年間でこれだけの気温上昇が見られる日本は、あと30年経った2048年にはいったいどのくらい気温が変わっているのでしょうか。

 

 

近年の戸塚(横浜)の気温の上昇がハンパ無い!