だいたい毎日戸塚でしょ!

やっぱり書きたい事、書かなきゃね。

ユーロ2018になってしまったワールドカップロシア大会

今大会は最悪の展開に

今朝のベスト8の2試合が行われベスト4が出揃ったわけですが、個人的には最悪の顔ぶれになってしまいましたね。恐らく準決勝と決勝はダイジェストでしか観ない気が。

ベスト8の全試合結果

ウルグアイ  0-2 フランス
ブラジル   1-2 ベルギー
スウェーデン 0-2 イングランド
ロシア    2-2(PK3-4) クロアチア

勝ち残ったのはヨーロッパの4つのチーム。これじゃあワールドカップじゃなくてユーロですよユーロ2018。せめてクロアチアかベルギーにでも優勝してもらって大会が終わって欲しいですね。

ロシアワールドカップ2018ベスト4組み合わせ

決勝トーナメントに入って既に2試合を戦い、かなり疲労感も出てきています。この後の準決勝はフランスとベルギーで勝った方は決勝まで中4日、クロアチアイングランドは勝った方が決勝まで中3日です。ここでどの程度リフレッシュできるかも決勝の戦いに影響してくるでしょう。クロアチアに関しては決勝トーナメントに入って全試合が延長戦まで120分闘っているのがしんどいところですね。

クロアチアイングランドの負けた方は3位決定戦に回りますが、こちらは中1日という、仕事が終わって家に帰って来たばかりなのに、もう一度会社行って仕事をして来いと言われるくらい、サッカーではあり得ないスケジュールです。

今大会の総括

個人的にはヨーロッパのチームしか残っていない状況ということもありワールドカップロシア大会は終了しました。

ということで、今大会の総括とカタール大会の出場枠が48か国になることに個人的な意見を。

まずは、今大会は予選から割と最近のワールドカップの流れでした。強豪と思われていた国が1つか2つグループリーグで敗退するというのが最近のワールドカップではよくあります。前回優勝国がグループリーグで敗退することも。ドイツですね。ドイツの今大会の戦績は強豪国とは思えない結果でした。スウェーデン、メキシコ、韓国と同じグループで2勝は堅いと思われていたドイツは、ベスト8まで残ったスウェーデンには勝ったのに格下のメキシコと韓国に負けてしまった。メキシコとは初戦ということもあり、いくら強豪国ドイツと言えど難しい部分もあったでしょうから負けたのは納得できますが、韓国に負けるというのは。もちろん勝った韓国は素晴らしいです。同じアジア代表として誇らしいです。しかし、今大会のドイツが強く無かったということを認めるべき結果のひとつかもしれません。3戦目を前に韓国は予選敗退が決定していたわけですし、日本が3戦目でポーランドに負けたのとはかなり意味が違う敗戦だったと思います。

もう一つは期待していただけに残念だったのがエジプトの王ことモハメド・サラー。私はヨーロッパのサッカーをほとんど観ないので今シーズンのサラーの活躍は見たことが無いんですが、一部メディアでは「メッシとクリスティアーノロナウドを足したような選手」との評価もされていたので、今大会で、ブラジルの前回大会でブレイクしたハメス・ロドリゲス以上のインパクトを期待していました。しかし、結果はグループリーグ最下位で敗退という結果でした。残念でした。サラーはもしかしたらメッシのように、ワールドカップでは輝けない選手なのかもしれません。

日本代表についてはまた書く機会があるかもしれないから軽く。ワールドカップロシア大会の日本人の楽しめる期間を4試合にしてくれたことに正直感謝しています。いずれは5試合、6試合とワールドカップで戦う日本代表を見てみたいと期待しちゃいますね。

さて、最後に。我らが日本代表が今後のワールドカップにおいて世界トップクラスのチームと対等にやり合うためにも重要なルールの変更が今年中に起こるかもしれません。それは現在出場国数32のワールドカップが出場国数48に変更になる可能性があるのです。どのようなグループ分け、どのような日程になるのかにもよりますが、興行面優先のあまり試合数を多くく見たいだけのルール変更な気がしてなりません。個人的には大反対です。ワールドカップの価値よりも興業を考えるのであれば、ワールドカップのグループリーグ敗退国(決勝トーナメントと同じ16チーム)によるトーナメントを優勝国が決まってから行うなどで試合数を増やすならまだわかりますが、出場枠を増やすというのは価値が下がるイメージしかありません。日本のサッカー協会と同じでFIFAも「金(興業)」をとるのか「価値(勝ち)を」とるのか見極めどこです。

お金を稼ぐのならヨーロッパの各国のリーグやユーロ、チャンピオンズリーグクラブワールドカップでやれば良い。